社会福祉法人 ラッコハウス

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らっこブログ

時が経ち、リサイクル意識が社会に定着しつつある。

2021.02.05

1月の中頃から、コロナ感染者の急増に加え、富山県内の突然の大雪には、成すすべもなく、ただただ除雪が進むことを待つだけの一週間でした。いつか雪は上がり、道端の雪も季節が進むにつれて、そのうち溶けて無くなるのは誰もが承知していますが、新型コロナは、いつどのように終焉を迎えるのか、明確な先行きが見えないのは、精神的不安がますます高まっていきます。

ところで、先日リサイクルセンターにて、リサイクルセンター開設当初によくご利用いただいていた懐かしい方にお会いしました。新しいリサイクルセンターに移ってから、全くお見掛けしなかったので、お互いに手に手を取っておよそ10数年ぶりの再会を喜びました。開設当初は、まだバブルの余韻が残っていた頃で、日本にはまだリサイクルの意識が根付いていなかったのですが、その方は、もはやリサイクルの意味をしっかり理解されて、ご協力していただいていた数少ない常連さんのおひとりでした。しばらく県外におられて、この度戻ってきたので、またご利用下さるとのこと。力強い協力者がまた一人増えたことを有難く思います。

他にも当時小さかったお子さんが、大人になり海外で結婚され、お孫さんができたと報告してくださる方、また、当時お姑さんと一緒に来られてた方は、お姑さんの介護をするようになって、その後見送られ、今は自分が高齢者になったとか、他にも数人のご家族のお話等など、お会いした時に気軽におしゃべりしながら、それぞれの家族の歴史に寄り添っていくのも、リサイクルセンターの役割のように思います。人と人のつながりが少しずつ大きくなるとともに、リサイクル意識が社会に定着しつつあることを、たいへんうれしく思っています。

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