今年もいよいよ最後の月となりました。今年は何といっても「コロナ」につきると思います。これまでとは違う新しい生活様式が必要になって約10か月。皆さんそれなりに以前とは違った生活様式が確立できたでしょうか?以前のような生活に、いつかは戻れると、誰もが願っていますが、果たしてそれが可能なのか不可能なのか、近い将来の予測ができず、また予定が立てれない不安や悲観的感情がストレスの原因かもしれません。
一方、すっかり今の閉鎖的で抑圧された生活環境に慣れてしまったという方にとっては、ストレスさえ意識できなくなっているのではないでしょうか?
2008年のリーマンショックによる経済不況があり、今回は経済的にも精神的に影響が大きく、ますます格差社会の問題が深刻化しているように思います。各方面で相談支援を業務としている専門家たちから、リサイクルセンターへ布団や毛布、冬用の衣服等の依頼がだんだんと多くなってきました。つまり日々の生活への支援が必要な方々が増えているということかもしれません。
ある所には必要以上の物が余っていて、またある所では生活必需品が満たされていないという現状があり、それがスムーズに受け渡しができるよう、その役割をリサイクルセンターが担っています。衣類や寝具だけでなく、未開封の石鹸、洗剤や、各種野菜、賞味期限前の食品等の持ち込みもあり、有効活用させていただいてます。ご寄付下さるものについて、役に立つかな?と思われる方は、どうぞラッコハウスにお電話にてお問合せください。尚、品物等の配布先は、相談支援の専門家を通じて必要に応じて配らせていただいています。皆様のご協力を何卒よろしくお願い致します。